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不妊一般検査

痛みに配慮

経腟超音波は、より不快感の少ないものを

経腟超音波検査

不妊検査では、子宮や卵巣を確認するための経腟超音波検査が必須です。ただ、棒状の異物の挿入は不快を感じる人も多いのでは。
当クリニックの経腟超音波は、最小レベルのプローベを使用しておりますので、挿入時の違和感がより少なくなります。

負担の少ない卵管検査

卵管の通過性は、自然妊娠や人工授精を希望する場合に重要です。
当クリニックの卵管検査は、X線を使用しない方法(子宮鏡下卵管通水検査超音波子宮卵管造影検査)で実施しています。この2つの方法は、患者様にとってより負担の少ない方法になります。一般に行われているX線子宮卵管造影法に比べて、以下のメリットがあります。

  • レントゲン撮影をしない(放射線被ばくがない)
  • 高い診断性能
  • 検査後の避妊期間が必要ない
  • 妊娠率、疎通性回復の向上
  • ヨード造影剤禁忌患者様にも使用可能
  • 痛みが少ない(痛みには個人差があります。)
  • 短時間での検査が可能

不妊症とは

不妊原因の割合

女性の主な不妊原因

  • 排卵因子:排卵の過程に問題がある。
  • 卵管因子:卵管の通りが悪く、卵子と精子が出会えない。
  • 子宮因子:子宮筋腫や子宮の発育不全等による子宮内腔の変形や、炎症のため、受精卵が着床できない。
  • 卵の因子:加齢による「卵の質の低下」によって妊娠率が低下する。

※子宮内膜症や卵巣嚢腫など基礎疾患が存在する場合には、なるべく早めの検査治療が推奨されます。

男性の主な不妊原因

  • 性機能障害:性交渉の際、ED(勃起障害)などにより腟内射精ができない。
  • 造精機能障害:精子を造る働きに問題があり、精液中の精子数が少ないか(乏精子症)、全くみられない。あるいは精子の運動率が低い(精子無力症)。
  • 精路通過障害:精子を運ぶ通路の通りが悪く、精子が出てこられない。

男女が原因となる場合

  • 抗精子抗体:女性側の免疫機能により、体内に入ってきた精子を異物と認識して受け付けないため、精子が子宮内腔に入れない、あるいは受精しない。

原因が不明な場合

  • 原因不明不妊:男女ともに様々な検査を受けても、これといった不妊原因がみつからない原因不明不妊の方が、不妊症である夫婦の15~25%いると言われています。治療を始めたばかりの頃の検査では原因が不明でも、治療を進めていくうち、次第に原因が明らかになることもあります。身体的負担を少なくし、効率の良い治療法から選択していきます。

不妊検査

検査結果より、不妊症の原因を推定し、治療方針を立てます。

感染症スクリーニング検査

当クリニックでは院内感染予防の目的で、感染症の採血・検査をさせていただいております。具体的には、B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒の検査を行います。

クラミジア抗体検査

クラミジアは性感染症のひとつですが、女性が感染すると自覚症状がないため長期化しやすいといわれています。感染すると、子宮頸管や子宮内膜、卵管などに炎症を起こします。卵管の炎症は卵管閉塞につながり、不妊の原因になると言われています。血液検査で、抗体を調べる方法となります。

甲状腺機能検査(TSH・fT3・fT4)

甲状腺から分泌されるホルモンの働きを調べる血液検査になります。
甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝や成長の促進に関わっており、分泌量が多すぎても、少なすぎても不妊や流産の原因になると言われています。検査項目は、TSH(甲状腺刺激ホルモン)、fT3、fT4(遊離サイロキシン)です。

風疹抗体検査

風疹ウイルスに対する免疫の有無を調べる検査で採血にて行います。妊娠初期に風疹に感染した場合、それが胎児にも感染してしまうおそれがあり、胎児に心臓奇形や聴力障害、白内障、発達障害などの先天異常が起こることがあります。未検査や最近検査をされていない方は、検査を受けて確認する必要があります。また、パートナーも一緒に受けられることをお勧めします。

経腟超音波検査

高い周波数の音波を用いて、身体の中の状態を調べる検査が超音波検査です。X線のように人体に影響を及ばすことはなく、3~4分ほどの短時間で行うことができます。
経腟超音波検査では、膣内に挿入することで、経腹超音波と比べてより鮮明な画像で子宮や卵巣の状態や子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの有無を確認することができます。

子宮鏡下卵管通水検査

子宮鏡下卵管通水検査

卵管の通過性を調べる検査です。子宮にカメラ付きの細い管を入れて行います。卵管の入り口までカメラを近づけ、色のついた水を注入することで卵管の通過性を直接確認できます。
また、子宮内腔を観察できるので異常(内膜ポリープ、粘膜下筋腫、子宮内膜炎など)がないかを見ることができます。痛みを伴うことがあるので、鎮痛剤を使用することができます。検査後はモニターで結果をお話いたします。

超音波下子宮卵管造影検査(フェムビュー)

超音波下子宮卵管造影検査(フェムビュー)

卵管の通過性を調べる検査です。フェムビューという器具を用いて超音波を見ながら行います。子宮の入り口からカテーテルを挿入し、生理食塩水と空気の混合液を子宮腔内に注入していきます。この混合液の流れ方を見て、卵管の通過性や、卵巣と卵管の位置関係などを観察します。当院では、第二子をご希望の方に推奨しております。

子宮鏡下卵管通水検査・超音波下子宮卵管造影検査をご希望の方へ

1年以内の感染症の採血結果(HIV・HBV・HCV・梅毒・クラミジアIgG・クラミジアIgA)が必要になります。クラミジア抗体検査はIgG・IgA共に必要です(クラミジア抗原検査でも可)。当院でも感染症検査をお受けできます(自費)。
検査結果の確認後、卵管検査の説明・同意書のお渡し・予約となります。説明を受けられてない方および同意書のない方は、受診当日に卵管検査をお受けすることはできませんのでご注意ください。

高温期検査

高温期検査は、妊娠を維持するために必要な黄体機能が正常かどうかを調べるのが目的です。超音波検査で排卵日を推定したのち、高温期検査日が決まります。高温期検査当日は、超音波検査と採血があります。

ホルモン検査4種類(E2・FSH・LH・PRL)

総合的な卵巣機能を評価することが目的です。
妊娠に関連のある4種類のホルモン(E2:エストロゲン・FSH:卵胞刺激ホルモン・LH:黄体形成ホルモン・PRL:乳腺刺激ホルモン)を血液検査で測定します。月経1日目~3日目までに検査をします。

精液検査

不妊原因の約半数は男性側にあると言われています。精液検査は、男性不妊症の診断・治療において最も基本的な検査であり、精液量や濃度、運動率、精子形態などを調べます。
精子は、射精時に数億個あっても、子宮卵管内を通過する間により速く直進する精子のみが生き残り、受精する卵子に到達するのは100個程度と言われています。当クリニックでは、一般精液検査項目に加え、直進精子運動率や平均精子速度などを計測し、より詳しい受精能力評価をします。また精液検査は体調などに影響されやすい検査です。異常があった場合、2回の検査をおすすめします。

2~5日程度の禁欲後、検査を受けることをおすすめいたします。
精液の持ち込みは、8時から可能です。採取後3時間以内の精子をご持参ください。最終持ち込み時間は以下の表をご覧ください。必ずお電話にてご予約ください。

精液の持ち込みは、8時から可能です。最終持ち込み時間は以下の表をご覧ください。

精液検査 17:00
持参
(17:30
診察)
17:00
持参
(17:30
診察)
11:00
持参
(11:30
診察)
18:00
持参
(18:30
診察)
17:00
持参
(17:30
診察)
13:00
持参
(13:30
診察)
人工授精 16:30
持参
(17:30
診察)
16:30
持参
(17:30
診察)
10:30
持参
(11:30
診察)
17:30
持参
(18:30
診察)
16:30
持参
(17:30
診察)
12:30
持参
(13:30
診察)
精液検査

フーナーテスト

排卵日の深夜または早朝に性行為を行い、翌日の朝受診していただきます。性交後に腟に射精された精子の状態を調べます。頸管粘液中に運動している精子がいるかどうかを確認し、子宮内に十分な精子が侵入しているかを判定します。粘液中に精子が確認できなければ無精子症や抗精子抗体、子宮頸管炎などが疑われることもあります。禁欲3~5日、射精後2~4時間以内の検査をおすすめします。

オプション検査

抗精子抗体

血液中に、精子に対する免疫が存在しないか検査します。

AMH(抗ミューラ管ホルモン)検査

卵巣の予備能を調べる検査です。AMHは、前胞状卵胞から多く分泌されるホルモンです。この数値が高いほど発育準備している卵胞が多いとされており、卵巣予備能のマーカーとして普及してきました。低値の場合、妊娠できないというわけではなく、治療方針を決めるうえでの判断材料となります。

子宮頸がん検診

子宮がんとは、子宮にできるがんの総称で、主に子宮頸がんと子宮体がんがあります。当クリニックでは不妊検査のスタートの時に、子宮頸がん検査をおすすめしています。
子宮頸がんは、子宮の入り口付近に発生することが多く、初期では自覚症状が見られないことから、早めに検査をしておく必要があります。
検査ではブラシなどを使用して子宮頸部の表面細胞をこすって採取するため、通常痛みを感じることはありません。異常が認められた場合、高次医療機関へ紹介いたします。

国分寺ウーマンクリニック

診療内容
不妊治療 産婦人科 婦人科
住所
〒185-0012
東京都国分寺市本町4丁目1−9
国分寺本町クリスタルビル5階
アクセス
国分寺駅北口より徒歩2
電話番号
042-325-4124

診療時間

日祝
9:00~12:00
13:30~15:00
15:00~18:00

休診日:水曜・土曜午後/日曜/祝日
月~土:採卵または移植周期の方は8時より血液検査可能
★:処置等
☆:木曜午後診療19:00まで
○:土曜診療14:00まで
婦人科:平日10:00~12:00/
15:00~17:00(水曜午前のみ)
お子様連れ(要電話予約):月曜・木曜 15:00~15:30
予約制になります。事前にお電話またはインターネットからご予約ください。
月初めは保険証をお持ちください。

※コロナ感染症予防の観点から、原則、受診者のみのご来院でお願いしております。